僕の地球をマムって

訳者の先生にいただいてしまった。

そもそも、私のようなものが本をもらってもいいのだろうか。本は紙でできているというのに。

自慢がしたいわけではない。義によって宣伝をしなくてはならない。ただ単純に、マムレーエフが日本語で読めるというのは画期的だと思う。これが爆売れしたとすると、「戸愚呂を倒したあとに、実は戸愚呂はB級妖怪だったと判明する」的なノリで、ソ連の釜の蓋が開いたがごとく、次々と新たな刺客が日本に送り込まれてくることになるのかもしれない。ソ連の仙水っていったい誰なんだ。