仕事のために現在の住所に引っ越してきてちょうど1年経った。
ロシアにいたときにアニメを視聴する習慣が途切れ、今の住居にもテレビがないので、いわゆる深夜アニメにはもうほぼ触れていない。たまに映画は見ている。映画館に行くか、TSUTAYAで借りる。
先日誤ってAmazonプライムの無料体験を開始してしまったとき、あれもこれも見られるんじゃんと気づいたのだが、結局1本も見なかった。返却する前に見なきゃ、という強制力だけが私の意思であるから。
本当に映画好きな人は年にそれこそ100本単位で見るらしいので、数の話はしてもしょうがないが、なにをするにも「めんどくさい」が先に立つ僕としては頑張ってるほうだと思う。見たそばから忘れていくにせよ。
2月
・『バーニング』(映画館)
村上春樹原作の韓国映画。よかったけど、よくないとこもあった。
・『メアリーの総て』(映画館)
これ見てたら飲み会に遅刻した。
・『エコール』
良い子は見てはいけないが、悪いので見た。
3月
・『ペパーミント・キャンディー』(映画館)
かなしい。『バーニング』の監督だけど、『バーニング』より良い。
4月
・『リズと青い鳥』
アニメ見るぞ!の機運。
アニメ見るぞ!の機運 part 2。血みどろ。『鉄血の朝に約束の槍をかざろう』に改名すべき。
・『サンセット』(映画館)
『サウルの息子』の監督。すばらしい。
5月
・『芳華』(映画館)
最高。
・『ペンギン・ハイウェイ』
この題名を思いついた時点で勝ち。
6月
・『タクシー運転手』
光州事件は『ペパーミント・キャンディー』のテーマでもあった。『ペパーミ』のほうが良い。
7月
・『陽のあたる町』(映画館)
ジョージア映画。それすなわちサカルトヴェロ映画。謎の塔を解体していた。
竜頭蛇尾。
・『ヒトラー 最期の12日間』
戦争しないで。
・『ソナチネ』
先日飲んでたとき、友人の最近の境遇を聞いて「それじゃあまるで北野映画の北野武ですね」って、これ見たから言った。
8月
・『天気の子』(映画館)
新海との和解。
・『ムーンライズ・キングダム』
盛りのついたガキども。
・『女王陛下のお気に入り』
わたしもお気に入り。
・『ロブスター』
『女王陛下のお気』の監督だけど、こっちはお気に入りじゃない。
・『台北ストーリー』
すぐ不倫するし、刺す。『牯嶺街少年殺人事件』もう一回見たい。
9月
・『(500)日のサマー』
イケアで遊んでるシーンがほんとやばい。大塚家具ならあんなことにはならなかった。
・『初恋のきた道』
号泣。魂。
・『未来のミライ』
細田守にほんとうに興味がない。
・『ジャンゴ』
奴隷制は廃止したほうがいい。
・『聖なる泉の少女』(映画館)
雰囲気がすごいが、雰囲気を浴びているうちに終わった。ジョージア映画、すなわちサカルトヴェロ映画。
10月
・『ファンタスティック Mr. FOX』
ファンタスティック!
11月
『英国王のスピーチ』
植民地すな!!!
不明
・『ジョン・ウィック チャプター2』
すごい殺す。
映画(批評)界は怖いところらしい。僕がのこのこ出ていって批評したろという気も起きない世界だが、それはともかく、いま10秒で決めたベスト5。
【ベスト5】
1.『芳華』
2.『サンセット』
3.『女王陛下のお気に入り』
4.『初恋のきた道』
5.『ペパーミント・キャンディー』
次点『天気の子』